音楽理論に助けられるケース

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2019.12.26

音楽理論に助けられるケース

こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「音楽理論に助けられるケース」です。

前回音楽理論を学ぶ意味について書いていきました。

それでふと思い出したので追記のつもりで今回は書いていきます。


音楽に関わっている人の中には理論が必要な人とそれほど必要がない人がいます。

普通に趣味でギターのコピーなどをしている人にとっては理論はそれほど必要ありません。

それでも自分が学んでいることが何なのかをさらに理解したい人は理論を学ぶとより面白いかも知れません。大河ドラマは歴史の知識がなくても楽しめますが、知識があるとさらに楽しめるかも知れないのと同じです。

そんな中僕が理論の活用をお勧めする人は

・自分の聴感に自信がない人(自身の相対音感に自信がない人)です。

相対音感があまりついていない方の場合、自分が間違った音を弾いていても気づかないことがよくあります。自分では気づかないので人から注意されて初めて知ることになるのですが、自分には気づけないということはかなりのストレスになるのかも知れません。
また、指摘されても本当に間違っているのかを検証できないため、「自分は間違ってない」と意固地になってしまう人もいます。そうすると人間関係にすら悪影響を与えかねません。
「でも自分で気づかないのにどうやって修正すればいいの??」

という質問が生徒さんの口から出ることもあります。

そんなときにはある程度の理屈と理論を上手く用いると納得してもらいやすいです。
例えばDm→G7→CというコードのDmの部分でシの音をアドリブソロで弾いてしまったとします。理論を学んでない人にとってはこの説明自体が??だと思いますが、キー(調)Cにおける、Dmと「シ」の関係は「不安定」で通常の状態で聞くと「あれ?なんかおかしな音がしたな・・・」と感じるレベルです。
それが無意識で弾いてしまっていてしかも問題を感じていないのだとしたら相対音感がどれくらいの精度で身についているのか検証したほうが良いです。
そしてDmの構成音「ファ」の音と「シ」の音を一緒に鳴らして聞いてもらうといいかも知れません。(何か気持ちは悪くありませんが不安な響きなはずです。)流れの中で弾いていると気づかなくても立ち止まってきちんと聞けば分かる場合もあります。それでも納得がいかない場合はさらなる理論的な説明が必要だったりします。場合によってはその後、相対音感を養うトレーニングをレッスンに取り入れる可能性もあります。

いずれにせよ、足りないスキルを補うために理論で補うということは場合によってはとても有効です。ただ理論的な説明は何回になる可能性も秘めてますので、あまりに理屈っぽくならないように僕も注意しています。

理論は使いようで役にたつので興味のある方は調べてみて下さい。

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